JJライター角田枝里香の結婚までの道のり&新婚生活をお伝えするこの連載。間が空いてしまいましたが、復活!
1年間の遠距離恋愛を経て、ついに迎えた両家顔合わせ
「仕事で忙しい女のコは、遠距離恋愛に向いている」と言われたことがあります。そのときはピンと来ませんでしたが、1年間「遠距離」のなかで思い出すことが何度かありました。
毎月の休みに訪れる、東京と彼の地元・富山の行き来は本当に楽しくて、そのうち富山友達も増え……「寂しいと感じるのはイヤだ、この時間を楽しもう!」という姿勢にシフト!何を食べても本当においしい富山に、私はぞっこん!(笑)。「こんなに素敵な街があるなんて……」と毎回感動。東京で仕事を終わらせて、新幹線に乗り込むのが楽しみで仕方ありませんでした。
入籍までの1年間は本当にあっという間。
私が富山から帰るとき、彼が東京から帰るとき、寂しい思いをすることも多々ありましたが、仕事の忙しさが忘れさせてくれました。お互い毎月のように実家に立ち寄っていたのと、付き合った当初から「結婚を前提に」と家族に伝えていたこともあり、自然に入籍日を迎えることに。
そして富山のお義父さんが東京に挨拶にいらしてくださり、丸の内にある「GRILL UKAI MARUNOUCHI」にて、両家顔合わせを行いました。
彼がその日のためにオーダーしていてくれた婚約指輪を差し出してくれ、家族の前で正式にプロポーズを受けました。離れ離れで暮らしていた寂しさと、婚約指輪を受け取った感激で泣いてしまった私。つられて目を真っ赤にしていた彼に気づき、また涙が止まらなくなってしまった――そんな思い出たっぷりの両家顔合わせを無事済ませました。
つづく