マスクメイクにも役立つ！イエベ・ブルベ別「デパコス」24選試してみた

マスクメイクの毎日に戸惑いを隠せないながら、ちょっとメイクがおざなりになっているのも確か。
もう一度メイク見直してみませんか？
そこで今回カラーコスメコンサルタント渡辺樹里先生に、簡単チェックで自分の得意な色が分かると話題の「パーソナルカラー診断」で、オススメのデパコスアイシャドウ、チーク、リップの各タイプ別に本当に似合うアイテムを選んでいただきました。読者の試し塗り＆コメントとともに紹介します。
特にアイメイクに視線の集中する今、似合うアイシャドウ選びは、必須です！

パーソナルカラー診断とは？

一人ひとりの個性を活かし、美しく見せてくれる色を導き出す診断のこと。まず、黄みのある色が似合うイエベ（＝イエローベース）の人と、青みのある色が似合うブルべ（＝ブルーベース）の人に分けます。そこから似合う色を春夏秋冬の各季節が持っているイメージ色に合わせて、4つに分類。※渡辺樹里先生監修

簡単パーソナルカラーチェック！

以下のチェック項目で、一番多く当てはまる項目があったタイプがあなたのタイプです。

■まず欲しい！王道ブラウン系デパコスアイシャドウ

【スプリングタイプ】アイ カラー クォード 31 ¥9200(トム フォード ビューティ)

スプリングが一番使いやすい軽めな色合いが特徴です。黄味が入っているピンクブラウンや赤みのある色で目元に軽さを出すところがポイントです。シャドウ右下のような朱赤寄りの色もよく馴染みます。（渡辺先生）

「ラメが付きすぎないところが良いですね。つけたときの濡れ感が素敵！」（西村香也子さん・立教大学3年）

【サマータイプ】レ キャトル オンブル #352 ¥6900(シャネル）

左上の柔らかなココアブラウンカラーが合わせやすいサマー。深みのあるダークブラウンだと色味に負けてしまうので、ココアブラウンやグレージュなどやわらかいカラーを使うと良いでしょう。左列を中心にメークしていきましょう。（渡辺先生）

「目元が上品に、ぱっと明るくなります。学校に行くときでも使いやすい気がします。」（鴻野加奈さん・立教大学3年）

【オータムタイプ】プレイ.ドリーム.ラブ アイ パレット¥8000(ボビイ ブラウン)

はっきりとした発色のオレンジ系ブラウン。クリアよりマットが似合うので、目元をギラギラさせないことがポイント。グレイッシュカラーはマットな質感と相性が良いです。上品なパールとの組み合わせは正解です！（渡辺先生）

「捨て色なし！の9色ですね。赤みのあるブラウンが可愛い！これは絶対買おう！と決めています」（宮瀬いとさん・女優20歳）

【ウィンタータイプ】レ ベージュ パレット ルガール ミディアム¥7500(シャネル)

黄味が少ないパープルやグレーがウィンターには合わせやすいです。薄すぎるよりしっかり色をのせることもポイント。左下のカラーを下まぶたにひいてアイライン代わりに使うと目元が締まります。（渡辺先生）

「普段はラメ入りのアイシャドウを使うことが多いですが、大人っぽくなりたいときはマット系も進んで挑戦したいと思いました！」（吉原可奈さん・モデル20歳）

■おしゃれに見える！デパコスカラフルアイシャドウ

【スプリングタイプ】サンク クルール717 ¥7800(パルファン・クリスチャン・ディオール)

スプリングに合う可愛らしいコーラルピンクがアクセントのパレット。右上と左下の２色を使ってグラデーションを作りましょう。クリア感があって軽やかなピンクの目元がスプリング肌の春メークにぴったりです！（渡辺先生）

「春らしい鮮やかな色が多くて見た目も可愛い！普段ブラウン系のアイシャドウを使っているので、カラフルなパレットは新鮮です。」（西村香也子さん・立教大学3年）

【サマータイプ】ディメンショナルビジョンアイパレット08 ¥6500(THREE)

青みのある柔らかな色が得意なサマー。薄い色でもパステルカラーよりくすみカラーが合わせやすいです。くすんだニュアンスパープルカラーが入ったこのパレットを選びました。パープルは春のトレンドです！（渡辺先生）

「使ったことのない色が新鮮でした。いざ使ってみたらかなり大人っぽく変身できたことが驚き！」（鴻野加奈さん・立教大学3年）

【オータムタイプ】デザイニング カラー アイズ15 ¥6800(SUQQU)

特に左下のオレンジカラーがとても得意！落ち着きがあって華やかな色がよく合います。イエベさんは紫系なら赤紫が比較的使いやすいので、このパレットのオレンジ×紫の組み合わせは理想的。SUQQUはオータム肌がハマりやすいアイテムが豊富なんです。（渡辺先生）

「パレットの色のなかでも特に黄色がすごく可愛い！ほかの色との相性も良いし、肌馴染みが良かったです。」（宮瀬いとさん・女優20歳）

【ウィンタータイプ】ディオール バックステージ カスタム アイ パレット 01 ¥5500(パルファン・クリスチャン・ディオール)

青みのある色が映え、シルバーが合わせやすいウィンターはラメがよく映えます。遊びやすい９色パレットなので、合わせ方次第でカジュアルな印象に。上まぶたの中央から外側にぼかすようにシルバーを入れるとメリハリのあるアイメークが仕上がります。（渡辺先生）

「中央のシルバーをのせると顔の向きによって目の印象が変わるんです。色の組み合わせ次第で大人っぽくなれるシャドウパレットでした！」（吉原可奈さん・モデル20歳）

■正しいカラーを知っておきたい！定番デパコスチーク

【スプリングタイプ】ディオールスキン ルージュ ブラッシュ361 ¥5700 (パルファン・クリスチャン・ディオール)

クリア感がよく合うスプリングタイプ。このチークはやや黄味寄りの明るいピンクで使いやすいでしょう。自然な血色感を出すならコレ！「明るい」「クリア」「黄味」はスプリングタイプの３大テーマです。

「普段使っているチークに色が似ていて使いやすそう！パールにカラーが付いているから、角度を変えたときに綺麗に発色すると思います。」（西村香也子さん・立教大学3年）

【サマータイプ】ディオール バックステージ ロージー グロウ 001 ¥4700 (パルファン・クリスチャン・ディオール)

青みの強いふわっとした発色がポイントです。温度や水分値で発色感が楽しめる大人チーク。見た目より落ち着いた色味を楽しめます。

「見た目より落ち着き感のあるピンク色で、じゅわっと血色がよく見える感じが今っぽいですね！」（鴻野加奈さん・立教大学3年）

【オータムタイプ】NARS ブラッシュ4077 ¥3700 (NARS JAPAN)

ピンクカラーのチークを使いたいなら、華やかさと濃さがあるものを選んで。このチークはゴールドパールが入っているのでオータムタイプに馴染みやすいです。強さのあるコーラルカラーがポイント！

「色がすごく濃くて、フレッシュな印象に。顔がぱっと明るくなります！」（宮瀬いとさん・女優20歳）

【ウィンタータイプ】セルヴォーク インフィニトリー カラー EX11 ¥3200 (セルヴォーク)

大人っぽい血色レッドも、やや青みのあるものを選びましょう。もっと重ねて派手にしても可愛いし、重ねた濃いめがよく似合うのもウィンタータイプだからこそ。肌に乗せるとチークの青み加減が分かりやすいです。

「つけた感じがしっとりとしていてツヤ感がでます。粉っぽくなくて使いやすいですね！」（吉原可奈さん・モデル20歳）

■気分を変えたいならこれ！春のデパコス大人チーク

【スプリングタイプ】エクストラディメンションスキンフィニッシュ ポストモダニスト ピーチ¥5390 (M・A・C）

パールの密度が高くて、ぱっと見るとギラギラしている印象。すっと可愛くなじむのはスプリングタイプならでは。スプリングタイプはオレンジカラーが得意です。この春積極的に使ってほしいアイテムのひとつ。

「落ち着いていて上品な色づきですね。肌にフィットしている質感がすごく良い！」（西村香也子さん・立教大学3年）

【サマータイプ】NARS ブラッシュ4081 ¥3700 (NARS JAPAN)

サマータイプがベージュカラーを使いたいときは、ローズベージュを選ぶと良いでしょう。つけてもくすまず、クールな印象に近づけます。

「ツヤ感があって、血色がよく見えます。しっとりした質感で、サラサラと落ちてしまうことがなさそう。」（鴻野加奈さん・立教大学3年）

【オータムタイプ】ピュア カラー ブラッシュ10 ¥5500 (SUQQU)

まろやかなサーモンピンクのようなカラー。強い色を勧められがちなオータムタイプですが、パステルみたいにまろやかなカラーはNGです。このくらい軽めでもおしゃれな印象に仕上がります。いつも黄味寄りだったら、こんな抜け感のあるピンクで気分を変えてみて。

「グラデーションカラーが可愛い！付けてみると大人っぽい控えめなカラーですね。さらっとした質感です。」（宮瀬いとさん・女優20歳）

【ウィンタータイプ】NARS ブラッシュ4083 ¥3700 (NARS JAPAN)

深みと青みのあるワインカラー。塗ってみると意外とナチュラルに見えるから不思議。他のカラータイプだと強すぎたり青すぎたりして見えますが、ウィンタータイプはしっくり上手に落とし込めます。華やかでトレンドっぽい印象に。

「ピンク系カラーをあまり使ってこなかったから新鮮！マットな色味だから大人らしく見えて新鮮ですね！」（吉原可奈さん・モデル20歳）

■ポーチに入っているだけでアガる！デパコス定番リップ

【スプリングタイプ】ルージュ ヴォリュプテ シャイン No.97 ¥4100 (イブ・サンローラン・ボーテ)

明るいクリアなコーラルカラーが肌を引き立てる！困ったらこのピンクが１本あると問題ないでしょう。ルージュ ヴォリュプテシリーズ特有のツヤ感がばっちり発揮されています。（渡辺先生）

「発色が鮮やかで透明感がありますよね。質感が柔らかくて使いやすいと思いました。保湿力もばっちり！」（西村香也子さん・立教大学3年）

【サマータイプ】ルージュ ココ フラッシュ #112 ¥4000 (シャネル)

テカテカしているテクスチャーが苦手なサマータイプもほんのりシアーで柔らかい色味なら使いやすい。テクスチャーも軽くて春っぽいんです。青みが入っていて軽めの色なのでこれから人気が出そうです。（渡辺先生）

「普段使っているリップと色が似ているので、早速チェックしたいと思います！ツヤ感がすごくて潤いも満点です。」（鴻野加奈さん・立教大学3年）

【オータムタイプ】バイブラント リッチ リップスティック 02 ¥5000 (SUQQU)

オータムタイプがリップを選ぶなら、しっかり色つくサーモンピンクで発色力があるものが良いでしょう。毎日使いに選ぶならこのくらいナチュラルな色が理想的。ホワイトが入っているようなパステル系の色は苦手なんです。（渡辺先生）

「大人らしい色ですね！全体的に血色がよく見える気がします。」（宮瀬いとさん・女優20歳）

【ウィンタータイプ】ルージュ ヴォリュプテ ロックシャインNo.2 ¥4300 (イブ・サンローラン・ボーテ)

華やかな赤で今年っぽい、ほんのり落ち着いたくすみレッドです。ぱきっとしたレッドより、ワントーン落ち着いたレッドはシーン問わず使いやすい。ウィンタータイプ以外の肌も上手に使えます。（渡辺先生）

「色が強めだから、慣れていなければちょっとつけて馴染ませてみると使いやすいかも。発色力はすごく良いですね。」（吉原可奈さん・モデル20歳）

■ちょっと大人なリップもデパコスなら間違いない！

【スプリングタイプ】リップ カラー サテン マット 23 ¥6000 (トム フォード ビューティ)

スプリングはベージュやブラウンなど重たいリップが苦手。大人っぽいリップを選ぶときは暗すぎない色を選びましょう。スプリングが気持ちを変えたいとき、大人っぽい落ち着いた色を使いたいときは軽さがある色が正解です。（渡辺先生）

「落ち着いていて大人っぽいカラーです。マットだけどしっとりとした質感で使いやすい！」（西村香也子さん・立教大学3年）

【サマータイプ】クラッシュド オイル インフューズド グロス08 ¥3500 (ボビイ ブラウン)

青みのきいたくすみ系ローズカラーを選びました。くすませないように見えるのは、軽さのあるリキッドリップだから、大人リップはこのくらい落ち着つきのあるほうがバランス良いメークに仕上がります。ツヤの質感とくすみカラーが絶妙なバランスです。（渡辺先生）

「普段このくらい濃い色は使わないのですが、自分の顔に似合っていたのが嬉しかった！唇にフィットする感覚があって、落ちにくいです。」（鴻野加奈さん・立教大学3年）

【オータムタイプ】セルヴォーク ディグニファイド リップス 29 ¥3200 (セルヴォーク)

軽めのオレンジベージュカラーはオータムの落ち着き感を上手に演出してくれます。ソフトマットでテカテカしていないところも良いですね。このリップを使うときは他のパーツをはっきりしたものでバランスを。派手にも地味にもならないベージュリップは１本持っておくと使えます！（渡辺先生）

「ヌードっぽくて落ち着いたカラーで自分の顔に一番フィットしていると思います。ナチュラルな保湿感も気に入っています。」（宮瀬いとさん・女優20歳）

【ウィンタータイプ】パテント ペイント リップ ラッカー レッツ ゲット グロスト ¥3700 (M・A・C)

ウィンターが得意なのは、華やかで発色も派手なリップ。今季はビビッドカラーがトレンドです。リップは一番カラフルが取り入れやすいアイテムです。リップスティックより軽さのあるリキッドルージュは春大活躍の予感です。（渡辺先生）

「普段愛用している色にそっくり！ツヤの感じがとても可愛いですね。」（吉原可奈さん・モデル20歳）

【お問い合わせ先】
イヴ・サンローラン・ボーテ 03-6911-8563／シャネル カスタマーケア0120-525-519／SUQQU 0120-988-761／セルヴォーク 03-3261-2892／トムフォード ビューティ 0570-003-770／NARS JAPAN 0120-356-686／パルファン・クリスチャン・ディオール 03-3239-0618／ボビイ ブラウン 0570-003-770／M・A・C メイクアップ アート コスメティックス 0570-003-770

 

 

撮影／岡田こずえ ヘアメーク／高山ジュン<nude.>、ツボイマイラ 取材／角田枝里香　撮影協力／大塚悠貴、望月海帆　編集／倉石園子