いよいよ夏本番。ムダ毛ケアに力を入れなきゃだけど、種類が多すぎてよくわからないとお悩みの方に必見!自己処理編では、コストの低いものから高いものや頻度の回数によってどの方法がいいのかを分析しています。また、プロに任せる編では皮膚科医の先生から教わるプロによるムダ毛ケアを紹介しています。ムダ毛処理の自己処理編&プロに任せる編で自分に合った方法で夏の肌見せを楽しみませんか?
教えてくれたのはこの先生!
皮膚科医 髙瀬 聡子先生
皮膚科医。美容皮膚科クリニック「ウォブクリニック中目黒」総院長。「高機能・高実感」と「ラグジュアリー・ク オリティ」を同時に叶える化粧品「アンプルール」の研究開発も行う。雑誌、テレビ出演 などさまざまな分野で活躍。講談社発行『いちばんわかる スキンケアの教科書』が好評発売中。
【医療法人社団 愛心高会 ウォブクリニック中目黒】
所在地:東京都目黒区中目黒1-10-23-2F
電話:0120-411-281
診療時間:11:00~20:00 土・祝 10:30~19:00
※完全予約制 休診日:木・日
ムダ毛処理【自己処理編】
脱毛機
毛根から抜くので、太い毛は特に 痛く刺激も強い。脱毛後は抗炎 症作用のあるローションなど、浸透するもので毛穴をケアして。
メリット:毛根から抜くので、次に生える時期が遅くなる。
デメリット:毛穴の炎症や、イングロンヘアになる危険性も。
コスト:約¥5000~¥19000
セルフエステマシーン
照射光には2種類あり直接毛根へアプローチするレーザー式と、 広い範囲に照射するフラッシュ式がある。ケアは乳液やジェル。
メリット:毛根に直接働き、回数を重ねることで効果が UP。
デメリット:高価。熱を照射するので、肌が乾燥する可能性も。
コスト:約¥10000~¥100000
電動カミソリ
お風呂で使えるタイプが◎。肌が柔らかくなっているので、密着して使えしっかり剃れる。ケアはボディクリームで保湿を
メリット:アタッチメント付きなら、 肌への刺激も少ない
デメリット:性能によって値段もさま ざま。カミソリよりも高価。
コスト:約¥920~¥15000
自宅用ブラジリアンワックス
脱毛テープと同じ要領ですが、より毛穴に入り込むのは ワックス。ケアはローションなど水分量の高いもので行いましょう。
メリット:毛根からオフできる可能 性が高く切れ毛が少ない。
デメリット:敏感肌、痛みに弱い、肌にトラブルがある人は×。
コスト:約¥1700~¥7100
脱毛テープ
接着力の低いものだと、途中で毛が切れる可能性も。毛穴が炎 症しやすいので、ケアはローションタイプで潤いを。
メリット:低コストなので手軽 。毛根から抜くこともできる。
デメリット:毛穴の炎症で毛のう炎やイングロンヘアの危険も。
コスト:約¥700~¥2100
除毛クリーム
毛を溶かして除毛をするため、肌へのダメージも強い。乳液かクリームでしっかり保湿をして。刺激を感じたら、すぐにやめて。
メリット:クリームが浸透するので、少し深く除毛が可能です。
デメリット:タンパク質分解酵素での除毛なので敏感肌には×。
コスト:約¥700~¥12000
カミソリ
石けんなどで滑りをよくし、毛流れに沿って刃を当てて。ケアは乳液やクリームで。刃の数は多いほうが、肌負担は少ない。
メリット:低価格。部位でヘッドの形を変えるのもアリ。
デメリット:肌負担が大きい。湾曲している部位は出血に注意。
コスト:約¥100~¥1700
ムダ毛処理【プロに任せる編】
医療脱毛
レーザーの出力パワーが高く、短期間での減毛が期待できるのが医療脱毛。クリニックによって機械に違いもあります。
メリット:照射出力が大きく、毛周期を遅くすることが可能。
デメリット:照射が強く肌負担もあるが医師のみ処置できる。
コスト:約¥98000~¥297000
脱毛サロン
照射の光は大きく2つ。毛根に直接アプローチするレーザーか、美肌効果も期待できるフラッシュか。サロンによって違う。
メリット:医療に比べて、低価格で痛みや肌負担も少ない。
デメリット:肌トラブルがあったとき、すぐに対処できない。
コスト:約¥89800~¥321600
ブラジリアンワックス
痛みが強いワックス脱毛は、プロに一気にやってもらったほうが効率もよい。セルフより、切れ毛のリスクも低いでしょう。
メリット:ワックスの扱いに慣れていて、トラブルも少ない。
デメリット:毛のう炎やイングロンヘアが起こる可能性はある。
コスト:※渋谷のサロンの両脚料金 約¥6000~¥14980
イラスト/itabamoe 取材/川端宏実 編集/髙田彩葉
※この記事はJJ8月号を再構成したものです。