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新曲発売! BALLISTIK BOYZに「忘れられない経験」など7つの質問

2月3日にNEW SINGLE『Animal』をリリースするBALLISTIK BOYZにインタビュー! 新曲の注目ポイントはもちろん、大活躍されるみなさんの忘れられない経験や人生のターニングポイントまで…「キラキラ」「カッコいい」の裏側にある想いに迫ります。

新曲『Animal』の聞きどころは...

Q1 特に印象深く残っている・注目してほしい歌詞はどこですか?

奥田さん:「一歩でも近づこう 君の元へ」という歌詞ですね。今までの楽曲には、ここまで気持ちをストレートに伝える歌詞があまりなかったので、ぜひ新しい雰囲気に注目してほしいです。

松井さん:「飛べ飛べ遠くへ」という歌詞です。自身に言い聞かせていることでもあるし、思い描いていることが歌詞になっているので、とても印象に残っています。

加納さん:「まだこれじゃ終われない」ですね。手が届きそうで届いてない感じの言い回しが好きですね。

日髙さん:歌詞ではないんですが、サビのメロディーラインが好きです。サビ全体のオシャレな感じがいいなって思ってます。裏声で歌っている感じがキレイなので、注目して欲しいですね。

砂田さん:「脱ぎ散らかすフロアに」の部分ですね。今回ちょっと大人な感じで色気のある作品なので、それを表している歌詞だなって思います。

深堀さん:サビ頭の「I’m a wild, wild animal」ですね。

海沼さん:今回の楽曲はパンチラインが強い歌詞が多めなので、選ぶのが難しいです…。でも僕的にはグループとして勝負できる、いい意味でここから変わっていく作品だと思っています。英語の歌詞も多いですし、R&Bテイストの楽曲という部分でいろんな方に聞いていただけると思います。海外の人にも聞いてもらえて、より多くの方に愛されるといいですね。世界にも発信していける楽曲なので、より大きな可能性が見えてきて、このタイミングでリリースできたのも良かったなと思います。

Q2 今回の楽曲を歌われるにあたり特に意識されたことはありますか?

奥田さん:全部の歌詞が英語だった時と同じような意識を持つことで、カッコよく仕上がったと思います。

松井さん:特に低音の部分では、落ち着いたR&Bテイストの楽曲の雰囲気を崩さないよう、馴染むように意識しました。

加納さん:曲の雰囲気に合わせて、グルーヴ感を意識しながら声の音色などにこだわりましたね。

日髙さん:サビの部分は、サビだけれど、ガツガツ歌い上げる! というのではなく、この曲ならではのセクシーさやエモーショナルな雰囲気に合わせて歌い上げる意識をしています。

砂田さん:実は、ずっとこの楽曲のデモは英語でレコーディングをしていたんです。その雰囲気を残したまま日本語でも表現できるよう意識しました。

深堀さん:セクシーさを意識して、録音に励みました!

海沼さん:R&Bとかバラードは世界観が大事で。バラードには声で感動を届けられる力があると思っていて、今回の素敵な楽曲をどれだけ声でさらに良くしていくかを意識していました。なので、その世界観に焦点を当てて、レコーディングの時に部屋を暗くするなどの世界観も工夫しました。

Q3 ご自身が思われる「自分らしさ」はどんなところでしょうか

奥田さん:この楽曲では、自分がアメリカで生活していたようなことを表現しているので、特にMVのカットに自分らしさが出ていると思います。

松井さん:理論的なことも考えますが、「思うままに行動する」というのは自分らしさだと思いますね。

加納さん:突然ですけど、お店とかで席を選ぶ時は、最初に目に入った席に行くようにしてるんです。最初に目に入った席のあとに、あの席も空いてるとか、窓側も空いてるとか思うこともあるんですけど、その悩んでいる席じゃなくて、一番最初に目に入った席に座るようにしてます。前までは悩んでたんですが、パッと選ぶ方がうまくいくんです。そんな風に、直感を大事にしてますね。

日髙さん:辛い時こそ笑顔がモットーなので、何事もポジティブに楽しむのが自分らしさです。

海沼さん:極限まで追求すること。パフォーマンスもそう。エンターテインメントには正解がなくて可能性は無限大なのですが、その時に出せるベストは1度きりだったりするので、その瞬間瞬間をとても大事にしてます。頭のてっぺんから足の裏まで見られてるつもりで、どこにも隙がないように、抜けたところを作らないようにしています。

Q4 今回のパフォーマンスは、どんなところが「BALLISTIK BOYZらしい」と思いましたか?

奥田さん:「全員が歌って踊れる」というのがBALLISTIK BOYZの魅力ですが、今回はシンプルでキャッチーな振りというより、指の先まで揃うようなセクシーな振りなので、曲はもちろん、パフォーマンスの部分でも一体感があって、それが「BALLISTIK BOYZらしさ」だと思います。

松井さん:MV撮影では、全員白スーツで揃えたのですが、BALLISTIK BOYZらしくもあり、新しいBALLISTIK BOYZらしさも表現できていると思いますね。

加納さん:今回のMVは2パターンに分かれていて、全身白のスーツと私服っぽい雰囲気の2つがあるんです。私服っぽい雰囲気の方では、自分がこういう雰囲気がいい! というのをスタイリストさんと選んだので、それぞれの自分らしさが出ていると思いますね。

日髙さん:変幻自在、ですかね。七人七色なんです。歌声も何もかもそれぞれの特性が生かされてますし、全員のリップシーンの表現はもちろん、揃えて踊るところも初の演技も。なので、変幻自在さが魅力です。BALLISTIK BOYZならではの強みが出ていると思いますね。

海沼さん:『Animal』でBALLISTIK BOYZらしいのは、曲調はもちろんのこと、英語の歌詞が多いところ。曲調も洋楽に近いんです。BALLISTIK BOYZらしさを追求するのであれば、『Animal』が一番近いかなって思いますし、メンバーのみんなもそう答えるんじゃないかなと思います。

Q5 みなさんが「自分らしさ」を維持するために心がけていることは?

奥田さん:日頃からプライベートの時も仕事の時も、「ありのままの自分」を見てもらうように心がけてます。

松井さん:周りに流されないことですかね。自分はこれだと決めたら、こだわりを大事にしています。

加納さん:夢を持っていようといまいと、今後の将来が明確でなくても、「これから頑張っていこう!」 とポジティブに今後の未来を話せる人と一緒にいるようにしてます。

日髙さん:マイナスに考えすぎないことです。それこそ、社会に出てからも些細なことで悩みが出てくると思うんですが、いい意味で気にしすぎずに自分のペースで頑張る意識をしていますね。

砂田さん:ニューヨークでの経験は忘れないことと、楽しむことは忘れないようにしていますね。ニューヨークの経験は特に学校ですかね。普通の学校に通っていたので、たくさんの国の方に囲まれて過ごしていて、常に自分の意見を持って主張するときは主張して、常に夢とか目標を持っていて…。今何が足りないのかっていうのを考えるようになったのは留学経験があったからこそですし、それは今も心がけていますね。

Q6 今の自分に大きな影響を与えている方はどなたですか、エピソードもあればお伺いしたいです

奥田さん:ニューヨークの友達ですかね。その友達のラップを聴いた時衝撃を受けたんです。それで自分もラップを本気でしてみたい、と思ったので。

日髙さん:THE RAMPAGEのRIKUくんです。お互いデビューするより前に同じスクールに通っていて出会いました。発表会で初めて会ったんですが、年齢があまり変わらないのに、本当に表現がすごくて、衝撃を受けて。そこから自分が大きく変わりました。スクールの先生にも、「そこから本当に大きく変わったよね」と言われるくらい変化しましたね。刺激を与えてくれる存在なんです。

松井さん:日本のラッパーさんで尊敬している方々がいるんですが、自分たちのスタイルを堂々と周りの目を気にせず発信できる姿勢がすごいなって思ってます。自分も人に流されず、自分は自分でいる、オリジナリティを伝えていくことを意識していますね。

海沼さん:BIGBANGのGドラゴンさんです。彼をリスペクトしていて、エンターテイナーだなって思います。名前もパフォーマンスも日常の写真もすべてエンターテインメントだなって思うんです。日常を過ごしている姿がかっこよくて。常に全方位を意識している感じがとても参考になります。

Q7 みなさんのターニングポイントとなった出来事があれば教えてください!

奥田さん:ニューヨーク留学が自分を変えてくれました。ニューヨークに行ってからいろんな経験を積んで、自分の価値観や視野が広がったんです。同時に、ニューヨークにいたからこそ、日本ならではの特徴にも気付きましたし、日本に帰ってきてからも視野を広く持とう、という意識ができました。

松井さん:ダンススクールに通っていた頃、入学時は特待生だったんですが、中3の時に特待生でなくなってしまって…。落ち込んで、小学校から毎日練習していたダンスでしたが数カ月練習しなくなったんです。でも、友達と遊んでいた時ふと、自分はこのままでいいのか、と思ったんです。ちょうど親からも、「このままでいいの?」と言われて。そこからもう一度頑張ろうと思えたので、ターニングポイントだったなぁと思いますね。

加納さん:大学を辞めた時ですね。自分は仙台で東日本大震災を経験して、ボランティアをしていたので、将来、復興に関連することがしたいと思っていました。EXILEさんが歌で復興に貢献するのをみて、かっこいいなって思って。自分も歌で復興に貢献したいと思ったんです。大学を辞めて、歌に夢を絞ったときがターニングポイントかなと思います。

深堀さん:ニューヨークに行って、今まで当たり前に感じていた両親の存在の偉大さと、自分一人で生きていくことの大変さを感じたときです。僕はシャイなんですけど、自分からコミュニケーションどんどんとらないと、人と繋がれないので頑張りましたし、その経験が今に大きな影響を与えているなと思います。

砂田さん:ニューヨーク留学の前に、サッカーでヨーロッパ留学しようと思っていたんです。中学になるタイミングで引っ越そうと思っていたのですが、オーディションに合格してニューヨークに。10年後はニューヨークに引っ越したいというくらい好きな街になりました。自分自身をよく知るきっかけになったし、自分を解放できたんですよね。歌も演技もニューヨークで始めたので、ターニングポイントですね。

海沼さん:転機になった出来事は、結成当初からずっとソロで雑誌などでモデルをやりたいという目標があって、それが叶ったときです。自分らしさを追求して、追い込む期間ができたのが大きかったなって思いますね。グループの一員でもありますが、一人の表現者としても見られるということで、より追求するようになったし、今の自分をストイックに変えたのかもしれません。


いかがでしたか? 次回はメンバーのみなさんに冬の恋の思い出を伺っていきます!

撮影/岡田 潤<BE NATURAL> 取材/松島かれん 編集/岩谷 大

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