特集

世代を超える最強コスパ名品といえば!ルイ・ヴィトンのモノグラム

どんなにブランドに疎い人でも、それとわかるアイコニックなデザイン。それがルイ・ヴィトンのモノグラム。 真に優れた名品がそうであるように、特にモノグラムのスピーディは年齢も性別も選びません。そんなルイ・ヴィトンのロゴや名前の由来などをご紹介します。

3世代でも愛せるモノグラムのスピーディ

「スピーディ」の前身「エクスプレス」は、1930年代の旅人のために作られたもの。バッグ[スピーディ・バンドリエール30]〈縦17×横30×マチ21cm〉¥166000※予定価格(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトンクライアントサービス)

JJ読者の中にはママと兼用している、もしくは旅行好きだった祖父から受け継いだ、なんて人もいると聞きます。なぜこのデザインは家族で受け継がれることが多いのか――。それはこの柄をよく見てみるとわかります。

LとVを組み合わせたマークの他に種類のマークでできていることに気づきますか?これは星と花を表している、実にロマンティックなデザイン。そしてLとVはもちろんブランドの頭文字ですが、これもヴィトン家2代目のジョルジュが、父「ルイ・ヴィトン」の名前から取ったものだと言います。

モノグラムのデザインは星と花、そして愛からできていると言ったら大げさでしょうか。祖母から母に、母から私に、私からもしかしたら未来の娘に…たくさんのあたたかな記憶を詰めて、受け継いでいけるバッグ。自分ひとりで終わらないものを持つって、とっても幸せなことです。

私から未来に引き継ぐなら自分らしい形もいい

最新作は、今の私たちの気分にも合うバニティ型。デニムにもワンピにも合う。バッグ[Vanity PM]〈縦11×横19×マチ13cm〉¥264000Aラインコート¥580000ピアス[ブックルドレイユ・エセンシャルVギヨーシュ]¥78000※予定価格(すべてルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトンクライアントサービス)

もっと知りたい!

スピーディのサイズは40・ 35・30・25とありますが、一番小さい25は1960年代にオードリー・ヘップバーンがオーダーしたもの。

モデル/菊川リサ 撮影/水野美隆〈zecca・人物〉、草間智博〈TENT・物〉ヘアメーク/林由香里〈ROI〉スタイリング/田臥曜子 編集/小林麻衣子

*掲載の内容はJJ5月号を再構成したものです。

この記事が気に入ったら

Pick up