【連載】素敵な同世代のリアルフェイス 第14回 瀬戸晴加さん

―どうして「一年中モノトーン」主義なんですか？

私には半身浴をしながらファッション雑誌を読むような女子力や“トレンド”を追いかけるガッツがあまりない（笑）。そうして、「別にもう１年中モノトーンでよくない？」と、すべてを面倒臭がっているうちに自然と定着したのが始まりです。でも、それを素敵だと言ってくれる人が増えて、WEARやインスタグラムでコメントをもらうようになりました（※WEARはなんとフォロワー45万人! ）。私がファッションに求めることはどんな時でも“自分らしく”いること。だから、いつでも心が落ち着くモノトーンの服を着ていたいです。

―洋服はどこで買うことが多いですか？

私のクローゼットの６割を占めるブランドはFEMIND TOKYO（フェマイン トウキョウ）。ニットやワイドパンツなど、毎日のコーデのベースとなるシンプルで上質なアイテムが揃います。モノトーンスタイルのアクセントになるカジュアルなアイテムを探すならnano-universe（ナノ・ユニバース）。毎年冬のコートは必ずUNITED TOKYO（ユナイテッド トウキョウ）で買っています。定番のチェスターコートはシンプルで形の綺麗なクオリティの高い物ばかりなんです。

―服を選ぶ時のルールは？

トップスは、首つまりのものを選ぶようにしています。今日着ているものもそう。中途半端に首元が開いていると、その空間を埋めるためのアクセサリーで迷ったり、メークや巻き髪をしっかりしないとバランスが取りづらかったりする。そうすると、朝のタスクが増える要因に。すべてはシンプル・イズ・ザ・ベスト、なんです。ボトムスやアウターなどの選びにもこだわりがありますが、そちらは本に詳しく書いたので、読んでみてくださいね。

一年中モノトーンで過ごしている瀬戸さん。日本ではもちろんのこと、実は旅行に行く時もモノトーンばかりなんです。

―瀬戸さんは髪がすっごく綺麗です！髪にはどんなこだわりがありますか？

「見た目の印象を一番左右するのは髪」というのが私の持論。街中を歩いていてもどこか品の良さを感じたり、きれいだな～と思うのは大抵、髪のきれいな人。私自身は学生時代にサロンモデルをやっていた影響で、一時は髪が傷んでしまった時期もありました。でも今は、お気に入りのロングヘアを維持しながら少しずつ髪質の改善＆痛みにくいヘアスタイルにチェンジ!  今では「自慢できるものの一つが髪」と言えるまでになりました。

―痛みにくいヘアを作るコツは？

毛先をすかない重めのカットがポイント。髪の表面に毛先が出てこない分、枝毛が目立ちにくく、傷んでも毛先だけ切ればすぐに髪質を改善できるのが理由。髪の重みで全体にまとまりがあるように見えて、メリットの多いカットです。詳しいオーダー方法についても本に書きました。ロングヘア派のみなさん、参考にしてみてくださいね。

ということで、瀬戸さんの美髪を作る神アイテムをご紹介！