インタビュー

【奥智哉&杢代和人】ドラマ「君は夏のなか」放送記念インタビュー♡ この夏、心を揺さぶる”渉と千晴”の物語

2026年7月1日より放送中のドラマ「君は夏のなか」。人気漫画を原作に、ひと夏の青春と、まっすぐな想いを瑞々しく描く話題作です。W主演を務める奥智哉(おく・ともや)さんと杢代和人(もくだい・かずと)さんにインタビュー! 役作りで大切にしたことや、3度目の共演だからこそ生まれた信頼関係、撮影現場でのほっこりエピソード、後半の見どころまでたっぷり伺いました♡

〈左〉奥智哉(戸田渉役)

2004年7月18日生まれ、神奈川県出身。2020年に「FOLLOWERS」で俳優デビュー。ドラマ「仮面ライダーリバイス」「みなと商事コインランドリー」「大奥」「ラストマン-全盲の捜査官-」など話題作に出演し、着実に存在感を発揮する。2024年にはHuluオリジナルドラマ「十角館の殺人」でドラマ初主演を務め、繊細な演技が高く評価された。ドラマ「君は夏のなか」では杢代和人とW主演を務め、ひと夏の青春と恋を描く主人公・戸田渉を演じる。

公式Instagram

〈右〉杢代和人(佐伯千晴役)

2004年5月20日生まれ、東京都出身。ダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」のメンバーとして活動するほか、俳優としても活躍。端正なルックスと高い表現力で注目を集め、「仮面ライダーギーツ」「3年C組は不倫してます。」「熱愛プリンス」「GIFT」「九条の大罪」など話題作に出演。SNSでは「レベチイケメン」としてたびたび話題を呼び、モデルとしても人気を集めている。ドラマ「君は夏のなか」では奥智哉とW主演を務め、真っすぐで不器用な高校生・佐伯千晴を演じる。

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Q. 原作を実写化するにあたって、オリジナル要素も加わっていますが、その点で良かったことや工夫したことはありますか?

奥智哉さん

そうですね。物語の後半は、ドラマオリジナルの要素が結構多いので、今まで漫画を読んできた原作ファンの方も、新鮮な気持ちで「君夏(キミナツ/君は夏のなかの愛称)」を楽しめるんじゃないかなと思います。特に後半の大学生編は、新しい気持ちで見ていただけると思いますね。
それに、二人が20歳を超えてからのお話もあったりして。もしかしたら、二人でお酒を飲んでいるシーンとかもあったり、なかったり…(笑)。

杢代和人さん

「なかったり」は言わなくていいじゃないですか(笑)。

奥智哉さん

あるかもしれないですしね!(笑)

杢代和人さん

そうですね。原作の空気感はすごく大切にしているんですけど、漫画では細かい描写や繊細な感情表現が描かれている一方で、実写ではそこを誇張しすぎず、自然に存在する二人の物語として演じることを大切にしていました。
本当に二人が存在していたんだと思ってもらえるくらい、リアルなお芝居を目指しました。もちろん強調する部分も大切ですが、引き算も大切というか。僕は千晴を演じたので、千晴の気持ちの流れがしっかりつながって見えるように、原作を読みながら台本と照らし合わせて、すり合わせていきました。

 

――原作には描かれていない部分は、どういう気持ちなのかを改めて考えながら演じられたんですね。

 

奥智哉さん

そうですね。原作にない部分は、自分たちで作っていくしかないので。でも、もっくん(杢代和人)が千晴としてそこにいてくれるので、僕はあまり心配せずに、自然体で渉として向き合えたかなと思います。

 

 

Q. それぞれの役について、「この人が演じてくれて良かった」と思ったところや、ぴったりだと感じた瞬間はありましたか?

奥智哉さん

どのシーンもそうなんですけど、二人で会話しているシーンのテンポや間がすごく心地よくて。うまく言葉では表現しづらいんですけど、そこにいるのは奥智哉と杢代和人ではなく、本当に渉と千晴なんですよね。
それは、もっくんが千晴のイメージや空気感にすごくマッチしていたからこそ生まれたものだと思うので、本当に「もっくんで良かったな」と思います。

杢代和人さん

渉は前半で千晴から気持ちを伝えられて、戸惑いや驚きを見せる場面が多いんですけど、その空気感を出せるのって、やっぱり素直さやピュアな心を持っていないと自然には出てこないんですよ。
たとえば、告白された時のリアクションって、告白する側も緊張するし、受け取る側も難しい場面じゃないですか。そういう中で、おっくん(奥智哉)のリアクションは、本当におっくん自身の素直さが表れていて、それが渉と重なる部分なんだなと思いました。
だからこそ渉はおっくんだったんだなと思いますし、その素直さは渉と共通している魅力なんじゃないかなと思います。何かを伝えた時に、素直にリアクションできるところは、本当に共通していますね。

 

 

 

――今回は3度目の共演とのことですが、初共演ではなく3度目だったからこそ良かったと思うことはありますか?

 

杢代和人さん

初めてじゃなくて良かったですね。
初対面のおっくんは結構パンチがあって、「ちゃんと意思疎通取れてるかな?」って思うこともありました(笑)。でも今回は3回目だったので、何を考えているかも、わざわざ考えなくてもなんとなく分かるんですよ。
初対面のおっくんはミステリアスで、つかめない部分が多かったんです。それが魅力でもあるんですけどね。だから3度目だからこそ、その魅力も含めて丁寧に向き合えるようになったのはうれしかったです。

奥智哉さん

こんなバカな僕を(笑)。なかなか不手際なところも多い僕ですが…。

杢代和人さん

特にそんなことはないですよ(笑)。

奥智哉さん

でも、そういうところももっくんが察してカバーしてくれるんですよ。

杢代和人さん

3度目ですからね(笑)。

奥智哉さん

3度目なので、しっかりケアしてくれたんです。そこも含めて、本当に「もっくんで良かったな」と思います。

杢代和人さん

3度目で対処できなかったら、それは離すしかないですからね(笑)。

奥智哉さん

(笑)。本当に安心して背中を預けられました。

 

 

Q. 高校時代から始まり、大学生になって再会する展開になりますが、7話以降で印象的だったエピソードはありますか?

奥智哉さん

前半は明るく再会して、楽しい雰囲気もあるんですけど、6話である出来事があって…。

杢代和人さん

それは言っていいですよ(笑)。6話であったことは。7話以降の話なんで、6話は隠さなくて大丈夫です(笑)。

奥智哉さん

千晴がどこかへ行ってしまって、それを追いかけて、お互いの気持ちをぶつけ合って。一度は解決したかなと思っていたんですけど、意外と渉は引きずっているんですよね。
渉の「このモヤモヤした気持ちは何なんだろう」という、初めて感じる感情や不安も垣間見えてくるので、その気持ちが今後どうなっていくのか、ぜひ注目して見ていただけたらうれしいです。

杢代和人さん

僕は、7話から「君は夏のなか」の面白さがさらに倍増する部分だと思っています。
高校生編で描かれたピュアさや青春劇が一旦終わって、千晴が留学から帰ってきて大学生編が始まるんですけど、大人になったことで、お互い気持ちの伝え方は高校生の頃より上手になっています。でも、その中でも思っていることをうまく話せないという、誰もが一度は経験したことのあるもどかしい気持ちが描かれているんです。
そこは視聴者の皆さんもすごく共感できる部分だと思いますし、大学生編は共感できるポイントがたくさんあると思います。
何より、二人がお互いを思い合う気持ちの重さがどんどん表現されていくので、本当にクライマックスまで怒涛の展開です。一瞬一瞬を見逃さずに見ていただきたいですね。

 

 

 

――具体的に印象に残っているシーンはありますか?

 

杢代和人さん

千晴の家でのシーンですね。千晴が結構積極的なことを言うんですよ。大胆なやり取りは、高校生の頃だったらなかなかできなかったと思います。
大学生になったからこその成長も感じられる場面なので、千晴の家でのシーンはぜひ注目してほしいです。

奥智哉さん

僕は11話のシーンですね。11話はほぼ丸々同じ場所でのロケだったんですが、あのシーンはすごく切ないんです。
すれ違いもありますし、渉がずっと抱えてきたものが少し崩れていくような場面もあって……。「君夏」全12話の中でも、屈指の名シーンの一つになるんじゃないかなと期待しています。
僕自身もまだ11話の完成版は見られていないので、これから見るのがすごく楽しみです。

 

 

Q. 役を演じる上で苦労したことと、お二人で話し合いながら作り上げたシーンなどがあれば教えてください。

奥智哉さん

とあるシーンで、渉が不安や悔しさ、怒りなど、いろいろな感情が込み上げてきて、気持ちがぐちゃぐちゃになる場面があるんです。
渉はすごく素直で、まっすぐで、ピュアな人なので、そんな彼が悩んだり葛藤したりする姿を表現するのが、自分の中ではなかなか想像しづらくて難しかったですね。そのシーンは直前までずっと悩んで、考え続けていました。
そこはぜひ楽しみご覧いただけたらうれしいです。

杢代和人さん

千晴は大人びていて、かっこよくて、学年一モテる男なんですけど、その一方で無邪気さだったり、渉にしか見せない表情だったり、そういう部分を演じるのはすごく丁寧に意識しました。
「難しかった」というよりは、時間をかけた部分ですね。原作を読みながら、「千晴はこういう表情をするんだ」と理解して、それを実写でどうすれば自然に表現できるのかを考えながら演じていました。
お互いに話し合ったこととしては、長いシーン、特に気持ちを伝え合う場面ですね。河川敷での最後のシーンでは、段取りを決める段階から、「ここで僕は立って目線を逸らす」「ここではこういう言い方をする」と、ひとつひとつ微調整しながら作り上げていきました。
そこだけではなく、この先に出てくる気持ちを伝え合う長めのシーンは、ほとんど二人で話し合いながら、もちろん監督も含めて、みんなで相談しながら作っていきました。
「君夏」は撮影中も本当に時間をかけて、ひとつひとつのシーンを決してないがしろにせず、分からないことは分からないまま終わらせず、しっかり理解してから撮影に臨める環境だったなと思います。

奥智哉さん

僕は、本当に些細なセリフの言い方みたいなところを二人でよく話していました。「こっちの言い方のほうが自然なんじゃない?」とか。
そういう少しの違いで二人の関係性がすごく伝わるようになったと思いますし、作品の質もより高めることができたんじゃないかなと思います。

 

 

 

 

Q. 本作にはお二人以外にも同世代のキャストが多く出演されていますが、現場の雰囲気や、休憩中のエピソードなどがあれば教えてください。

杢代和人さん

現場の雰囲気は良かったですよね。

奥智哉さん

うん。ずっと和やかで、わちゃわちゃしていましたね。

杢代和人さん

本当に和んでいました。
やっぱり現場って主演の人柄が出るというか…僕のことじゃなくて、おっくんのことなんですけど(笑)。おっくんの平和で穏やかな空気感が、現場全体に流れていたなと思います。
笑いもたくさんありましたし、「君夏」を制作していたスタッフさんも若い方が多かったんですよね。

奥智哉さん

本当にそうだね。スタッフさんも若かったよね。

杢代和人さん

そうなんです。
特別に仲良くなったというよりは、最初から距離が近く感じられて、変に緊張することなく撮影に臨めたよね。

奥智哉さん

そうですね。現場の空気はずっと穏やかで、本当にいい環境でした。

杢代和人さん

本当にそうです。いい現場でした。

 

――学校のシーンも多いので、撮影現場も青春っぽい雰囲気だったのでしょうか?

 

奥智哉さん

いや、別にそんなこともないですね(笑)。そこはしっかり仕事をしに来てるんだぞ!って。

杢代和人さん

「仕事しに来てるんだぞ」はあんまり言わないでほしいですけど(笑)。
でも、本当にしっかり切り替えていましたね。お互いセリフを覚える量も多かったので、休憩中はしっかり休んだりしていました。

奥智哉さん

そうですね。ちゃんと休んで、いいパフォーマンスができるように。

杢代和人さん

(笑)。
でも、本当にいいパフォーマンスができるように、ゆっくり休んでいました。

 

 

 

 

Q. お二人で毎日写真を撮られていたと伺いましたが、それ以外に撮影現場で印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

杢代和人さん

ラムネはよく飲んだよね。

奥智哉さん

ああ、ラムネだね。

杢代和人さん

夏祭りで飲むような瓶ラムネがあるじゃないですか。あれが劇中にも結構登場していて、楽しいシーンではいつも飲んでいた印象があります。

奥智哉さん

映画を見ながら飲んでたしね。

杢代和人さん

聖地巡礼のシーンでも飲んだし。

奥智哉さん

飲んでたね。

杢代和人さん

海のシーンでも飲んでいました。

奥智哉さん

海でも飲んだね。

杢代和人さん

本当にいろんな場面でラムネが登場するので、すごく思い出に残っていますね。

奥智哉さん

思い出レベルはかなり高いですね。本当に何本飲んだんだろうっていうくらいたくさん飲みました。

杢代和人さん

いっぱい飲みました。

奥智哉さん

一年分のラムネを飲んだ気がします(笑)。

杢代和人さん

そこまでは飲んでないです(笑)。

奥智哉さん

そうでもない!?(笑)

杢代和人さん

そうでもないです!

 

 

 

 

Q. 聖地巡礼が本作の大きな魅力の一つですが、お二人が特におすすめしたいスポットはありますか?

杢代和人さん

(奥さんを見ながら)どうですか?

奥智哉さん

河川敷か海かな……。いや。

杢代和人さん

どっちにします?

奥智哉さん

じゃあ、映画館で!

杢代和人さん

どっちでもないやん!(笑)

奥智哉さん

「ジャック&ベティ」という実際にある映画館です。横浜にある映画館で撮影させていただいたんですけど、すごく雰囲気がいい映画館なんですよ。
ぜひあそこで映画を観ていただけたらうれしいです。

杢代和人さん

僕は隅田川の河川敷ですね。1話にも登場している場所なんですが、本当にあの辺りでたくさん撮影しました。

奥智哉さん

毎日だったんじゃない?

杢代和人さん

朝も。

奥智哉さん

朝もね。

杢代和人さん

昼も、夜も。

奥智哉さん

夜も!

杢代和人さん

本当に朝・昼・夜と撮影していたので、すごく思い出深い場所ですね。
この記事が掲載されるタイミングは分からないんですけど、1話にも登場していますし、その後も何度も出てくる場所なんです。

奥智哉さん

どんどん出てきます!どこでも出てきます。

杢代和人さん

「どこでも」というわけではないですけど(笑)、いろいろなシーンで河川敷が登場します。
都内なので、近くに来た際はぜひ足を運んでいただけたらうれしいです。

 

 

 

 

Q. 今回が3度目の共演とのことですが、もともと仲が良かったお二人だからこそ、さらに距離が縮まったと感じた出来事はありましたか?

杢代和人さん

僕たちは1作品目の時から結構仲が深まりまして。

奥智哉さん

深まってましたね~。

杢代和人さん

(笑)。一緒にお風呂にも入りましたし、ご飯もよく食べましたし。

奥智哉さん

よくご飯食べたね~。

杢代和人さん

その時点でだいぶ仲は深まっていたんですけど、今回さらに深まったのは「信頼関係」だったのかなと思います。
仲が良いだけじゃなくて、W主演として一緒に作品を作っていく中で、「このシーンをどうするか」と話し合いながら積み重ねていくうちに、お互いに頼ったり、頼られたりする関係になっていったんです。
そういう真剣なシーンを一緒に乗り越えたことで、より強い信頼関係が築けたのかなと思いますね。

奥智哉さん

たしかにね。
撮影の日数を重ねるごとに、その信頼関係みたいなものがどんどん築けていったんじゃないかなと思います。

 

 

 

 

Q. 最後に、このドラマを楽しみにしている方、そしてご覧になっているファンの皆さんへメッセージをお願いします。

奥智哉さん

この夏はBLドラマがたくさんあると伺っていますが、「君夏」を見ておけば間違いなしです! ぜひ全身で、「君夏」の世界観を味わっていただけたらと思います。
「君夏」ならではの青さやノスタルジックな雰囲気、エネルギーを感じたい方は、ぜひ「君夏」を見ていただけたらうれしいです。

杢代和人さん

おっくんと同じくらいの気持ちを持っています(笑)。
「君は夏のなか」は、話を重ねるごとに、渉の気持ちにも千晴の気持ちにも感情移入できる作品になっていると思います。
この夏は「君夏」を見ながら、いろいろな感情を味わって、たくさん思い出を作ってほしいですね。
作品を見て聖地巡礼にも行ってほしいですし、「ちょっとどこかへ出かけようかな」「夏の思い出を作りたいな」と思ってもらえたら、とてもうれしいです。

 

 

ドラマNEXT「君は夏のなか」7月1日よりテレ東系にて好評放送中!U-NEXTにて各話1週間独占先行配信中!

あの夏の日、確かに君はそこにいたー

「映画が好き」。
たったそれだけの共通点から意気投合した、至って普通の高校生・渉と、学年一のイケメンで大人びた雰囲気を持つ千晴。
夏休みの「映画の聖地巡礼」をきっかけに、2人はひと夏の特別な時間を過ごすことに。
そんな楽しい聖地巡礼は、いつしか2人の想いが交差する出来事へと発展していきー
戸惑いながらも「人を好きになること」に向き合う2人。
何気ない日常が、たった1人の存在によって色づいていくー
清涼感あふれるピュアで眩しい青春恋愛劇が開幕!(公式サイトより)

 

奥智哉さん
スタイリング/佐々木悠介
ヘアメイク/八十島優吾
衣装協力/ブルゾン ¥45,100、GUY ROVER (バインド ピーアール 03-6416-0441)、シャツ ¥39,600、SEVEN BY SEVEN(セブンバイセブン フラッグシップストア 03-6407-8719)、パンツ ¥49,500、Tangent (タンジェント 050-7110-1773)、その他スタイリスト私物

杢代和人さん
スタイリング/ホカリキュウ(KANA-L AGENT)
ヘアメイク/SUGA NAKATA(GLEAM)

 

 

撮影/穂苅麻衣 取材/浅井美咲 文・編集/崔允瑛

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